中古住宅を持っていて売却を考えている方はいらっしゃいませんか。
中古住宅を売却する際はどのようなことに注意すれば良いかわからないですよね。
売り出し時、契約時、引き渡し時のそれぞれに注意点があります。
そこで今回は、中古住宅を売却する際の注意点を紹介します。
中古住宅を売る際の注意点について
中古住宅を売る際には、主に4つの注意点があります。
4つ全て重要なのでしっかり目を通してください。
以下でそれぞれについて詳しく紹介します。
1つ目は、契約不適合責任についての注意点です。
瑕疵担保責任は売却した住宅を買主に引き渡した後に、住宅に問題が発生した場合に売主が負う責任のことです。
問題が発覚した時、売主は買主に対して、賠償金を支払う必要が出てくるため、気をつけてください。
雨漏りやシロアリ、設備故障を認識しているのであれば、必ず不動産会社に知らせておきましょう。
2つ目は、売り出しに費用がかかることです。
一般的には、住宅を売る際には、売却額の5〜7パーセントの費用がかかると考えられています。
主な内訳は、仲介手数料、税金、抵当権の抹消費用があります。
内訳を理解して、思わぬ出費に対応できるようにしましょう。
3つ目は、査定前のリフォームについての注意点です。
売却する物件が古いために、リフォームをして、売却額をあげようと考える方がいらっしゃいますよね。
しかし、リフォームをしても、リフォーム費用をまかなえるほどの利益を生み出すことは難しいでしょう。
リフォームすべきかの判断は不動産会社と相談してください。
4つ目は、ローンについての注意点です。
住宅を購入する際にローンを借りた方は、抵当権を抹消する必要があります。
抵当権を抹消しないと、ローンが完遂できなかった時に、金融機関が住宅の所有権を持ちます。
そのため、ローンを完遂しないと、売り出せないことに気をつけましょう。
状況ごとの注意点とは
売り出しについて
住宅を売り出す際には、訪問査定をします。
そのため、荷物は全て無い状態にして、掃除をしましょう。
外見が綺麗な方が、査定額は大幅に上がる可能性があります。
契約について
契約の際は、契約書の確認を怠らないようにしましょう。
一度契約を結んでしまうと、解約することは難しいです。
そのため、契約書の内容を適当に流し読みするのではなく、しっかりと細部まで確認してください。
引き渡しについて
引き渡しの際は、必ず期日を守りましょう。
期日までに引き渡しができないと、違約金が発生するため、気をつけてください。
まとめ
今回は、中古住宅を売却する際の注意点を紹介しました。
中古住宅を売る際には瑕疵担保責任やリフォームに関する注意点があることがわかっていただけたと思います。
紹介した内容に気をつけて、円滑に売却を進めていきましょう。