土地を売却したいけど、どのような流れで進めるのかわからないという方はいらっしゃいませんか?
土地を売却する時には7つのステップがあります。
土地を売却する時の流れを知っておけば、円滑に売却できるでしょう。
そこで今回は、土地を売却する時の流れと注意点を紹介します。
□土地売却の流れについて
土地売却には、7つのステップがあるため、ステップごとに詳しく説明します。
まず、1つ目のステップとして不動産会社の査定を受けてください。
不動産会社は主に、仲介をしてくれます。
購入希望者を探し、売買契約を結び、決済を手伝います。
個人で購入者を探すことはできますが、仲介してもらった方が確実でしょう。
2つ目のステップは不動産会社への依頼です。
土地の売却を依頼する不動産会社を決定したら、媒介契約を結びます。
媒介契約には「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類があります。
それぞれの違いに注意しておきましょう。
3つ目のステップは、売り出しです。
売り出す時の価格は売主に決定権があります。
しかし、適正価格よりもかなり高い金額に設定すると、売れ残る恐れがあります。
そのため、不動産会社と相談して慎重に決めましょう。
4つ目は、購入希望者の見学です。
売り出しをして、購入希望者が現れれば、見学をするでしょう。
不動産会社が見学の立会いをしてくれるため、売主自身が案内する必要はありません。
5つ目は、契約を結ぶことです。
買主が決まったら契約を結び、手付金を受け取ります。
不明点や疑問点があれば、この時点で確認しましょう。
6つ目は、決済と引き渡しです。
売買契約を結んだその日に、手付金を除いた残りの代金を受領します。
その後土地を引き渡します。
この時にもらう領収書は無くさないよう大切に保管しておきましょう。
7つ目は、確定申告です。
土地の売却で利益が発生した場合は、忘れずに確定申告をしましょう。
確定申告の時に、先ほどの領収書が必要になります。
以上で土地売却の流れは終了です。
□土地を売る時の注意点
土地を売る時には気をつけたいことがあります。
まずは、土地売買契約をする時の注意点について紹介します。
契約を結ぶ時は、売り出し価格や仲介の手数料だけを気にしていてはいけません。
必ず契約書の内容を確認しましょう。
一度契約を結んでしまうと、簡単には解約できません。
売却した土地に何らかの欠陥が見つかると、瑕疵担保責任が発生します。
これは売主の責任が問われるため、注意してください。
契約書を交わす時は、瑕疵担保責任の期間が明記されているはずなので、その期間を忘れずに確認しましょう。
また、土地を引き渡す時期についても注意が必要です。
期日までに土地を引き渡せない場合、債務不履行で処理され、違約金が発生することがあります。
違約金は払いたくないですよね。
そのため、しっかりと期日までに土地を引き渡せるようにしましょう。
□まとめ
今回は、土地を売却する時の流れと注意点を紹介しました。
土地の売却をしたことがあるという方はそれほど多くないですよね。
そのため、要領がわからないと感じるかもしれません。
今回、紹介した売却の流れと注意点を参考にして、土地売却の一助となれば幸いです。