今回は 2022 年 3 月に発表された同年 1 月時点での帯広市の公示地価について検証していきたいと思います。
標準地 41 箇所の中で最も単価が高かったのは、「西2条南9丁目16番1外」で、平米単価 101,000 円(坪単価 33 万円)でした。
帯広駅より北側の商業地域になります。
最高値地点とはいえ価格は右肩下がりに推移しています。
周辺の平米単価と変動率を見ていきましょう。
最高値地点の「西2条南9丁目16番1外」は下降していますが、その他の地点は全て上昇しています。
特に近隣商業地域、住居地域は大幅な上昇が見られます。
変動幅は -1% ~ +10% です。
続いて、最も高い上昇率だった場所は「西20条南4丁目16番17」で、平米単価 27,300 円(坪単価 9 万円)でした。 昨年比 11.8% 増となっています。
帯広駅から西に 4 ~ 5km 離れた第一種低層住居専用地域になります。
最寄りの駅は北西にある西帯広駅ですが、2km 以上離れていますので、駅から近いとはいえないエリアです。
基準地点となった 2020 年から 2 年続けて大きく上昇しています。
周辺の平米単価と変動率を見ていきましょう。
根室本線の南側は第一種低層住居専用地域が大部分を占める住宅地域になります。
いずれの地点も 10% 前後の高い上昇率となっています。
また、線路の北側は工業地域なのですが、こちらも上昇しています。
変動幅は、+7 ~ +12% となっています。
最後に、最も下落率が高かった地点ですが、冒頭に最高値地点として御紹介した「西2条南9丁目16番1外」でした。
変動率は -0.9% となっています。
ちなみに、今回変動率がマイナスとなったのは一箇所のみでした。
いかがでしたでしょうか。
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