再配達率が10%を超え、物流逼迫の要因となっています。国交省は中古マンションの宅配ボックス設置を補助し、再配達を減らす方針です。
国交省によると、2023年4月の再配達率は11.4%でした。人口の集中する都市部では12.6%と高まります。トラック運転手不足が深刻化する中で、再配達は物流業界にとって大きな負担となっています。
国交省は、中古マンションやアパートを対象に、宅配ボックスの設置費用を補助します。マンションの規模や賃貸・分譲かを問わず、1棟につき50万円を上限とします。また、子育て世帯の多い住宅には、子育て世帯の割合に応じて補助額を増額します。
宅配ボックスは新築マンションでは普及してきましたが、中古マンションでは設置が少ない状況です。国交省は、マンション管理組合に宅配ボックスの設置を促すため、ルールの見直しも検討します。
政府は、24年度までに再配達率を6%に半減する目標を掲げています。宅配ボックスの普及は、再配達率の削減に大きく貢献すると考えられます。
【所感】
特に築古アパートの大家さんにとっては耳よりのニュースですね。このような補助金や税優遇に関する情報は、知る知らないでは経営に大きく影響してきます。本サイトでも今後できるだけこのような情報をお伝えしていければと思います。