今回は 2024年3月に発表された、同年1月時点での東広島市の公示地価について検証していきたいと思います。
まず価格の上位トップ5は以下の通りです。
順位の矢印は前回順位との比較です。
第1位 西条本町11番28 365,000円/㎡(120万円/坪) +3.69%
第2位 寺家駅前14番5 143,000円/㎡(47万円/坪) +2.87%
第3位 西条上市町1269番1 142,000円/㎡(46万円/坪) -.–%
第4位 西条町御薗宇字勝谷5171番1外 140,000円/㎡(46万円/坪) +2.94%
第5位 西条上市町981番1 129,000円/㎡(42万円/坪) +4.03%
3位の「西条上市町~」は今回新たに設定された地点ですが、昨年まではそこから市道を挟んだ「西条朝日町1434番9外」が採用されていましたので、そちらの代替地点ということのようです。
このため、上位5地点は変動無しと言ってよいでしょう。
ただ金額は2%後半から3%後半の上昇ということで高い伸びとなっています。
ちなみに、3位の「西条上市町~」も、前回までの「西条朝日町~」と比較して+3.64%となっています。
次に上昇率のトップ5です。
第1位 志和流通1番20 38,200円/㎡(12万円/坪) +4.08%
第2位 西条上市町981番1 129,000円/㎡(42万円/坪) +4.03%
第3位 吉川工業団地5677番 27,700円/㎡(9万円/坪) +3.74%
第4位 西条町助実字下助実1750番2 70,000円/㎡(23万円/坪) +3.70%
第5位 西条本町11番28 365,000円/㎡(120万円/坪) +3.69%
5以内全てが3%後半の上昇率となっています。
1位は「志和流通~」で前回に引き続いての4%以上の上昇となっています。こちらは志和IC付近の準工業地域となっています。
5位の「西条本町~」は前回10位から5ランクアップとなっています。西条駅前の商業地域となっていますが、他の地点と比較しても金額が頭一つ抜けていますね。
最後に下落率トップ5です。
第1位 安芸津町風早字蕨迫10895番65 18,100円/㎡(5万円/坪) -4.23%
第2位 安芸津町三津字西之原4246番32 31,700円/㎡(10万円/坪) -4.22%
第3位 河内町中河内字正道1186番1外 14,900円/㎡(4万円/坪) -3.24%
第4位 安芸津町風早字蓼原1319番1 21,300円/㎡(7万円/坪) -3.18%
第5位 河内町中河内字山之根450番3 9,980円/㎡(3万円/坪) -2.15%
順位は入れ替わっていますが、上位5地点の顔触れは前回と同じです。
特に上位2地点は前回に続いて4%以上の下落となっています。
東広島市内でも2極化が進んでいるようです。
中心エリアの上昇・下降の分布を地図で見ると以下のようになっています。
矢印が青が上昇、赤が下降で矢印の角度が大きいほど各数値も大きくなっています。
西条駅を中心とする山陽本線沿線は全体的に上昇しているようです。
一方南部の呉線の沿線は下落が目立ちます。
いかがでしたでしょうか。
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