2024年9月に発表された基準地価について、広島県東広島市の動向を検証します。今年7月時点のデータに基づく価格の変動が見られました。地価の上昇や下落は、地域ごとの経済活動や住宅需要の動きに大きく影響されるため、今回の動向をしっかりと把握しておきましょう。
価格トップ5のエリア
まず、東広島市で地価が最も高いエリアのトップ5は以下の通りです。順位の矢印は前回の順位との比較です。
第1位 西条昭和町1214番36外 266,000円/㎡(87万円/坪) +3.10%
第2位 西条朝日町1295番8 167,000円/㎡(55万円/坪) +3.72%
第3位 西条中央7丁目15番15 111,000円/㎡(36万円/坪) +1.83%
第4位 八本松東3丁目2840番8 107,000円/㎡(35万円/坪) +2.88%
第5位 西条町寺家字有吉5474番5 98,400円/㎡(32万円/坪) +3.03%
価格トップ5における順位の変動はなく、安定したエリアが中心となっています。西条昭和町は引き続き1位を維持し、他のエリアも比較的高い価格で推移しています。
上昇率トップ5のエリア
次に、地価の上昇率が高かったエリアのトップ5です。
第1位 西条朝日町1295番8 167,000円/㎡(55万円/坪) +3.72%
第2位 西条町土与丸字寒作1159番2 68,900円/㎡(22万円/坪) +3.14%
第3位 八本松飯田2丁目1484番52 33,000円/㎡(10万円/坪) +3.12%
第4位 西条昭和町1214番36外 266,000円/㎡(87万円/坪) +3.10%
第5位 西条町寺家字有吉5474番5 98,400円/㎡(32万円/坪) +3.03%
特に注目すべきは、「西条町土与丸字寒作1159番2」が前回7位から急上昇して2位にランクインしたことです。このエリアでの住宅需要や開発プロジェクトが影響している可能性があります。
下落率トップ5のエリア
地価が下落したエリアのトップ5は以下の通りです。
第1位 福富町久芳字円明寺3807番1 10,400円/㎡(3万円/坪) -3.70%
第2位 豊栄町乃美2920番1 5,600円/㎡(1万円/坪) -3.44%
第3位 河内町中河内字槙風呂1261番5外 15,700円/㎡(5万円/坪) -3.08%
第4位 福富町久芳字円明寺3794番1外 8,030円/㎡(2万円/坪) -2.90%
第5位 安芸津町三津字祇園廻り1526番1 10,200円/㎡(3万円/坪) -2.85%
「福富町久芳字円明寺3807番1」は前回の下落率でも5位にランクインしていましたが、今回はさらに1%の下落幅が広がっています。これにより、地域全体で土地の需要が低下している可能性があります。
総括
2024年の基準地価では、東広島市内で一部のエリアが着実に地価を伸ばしている一方、郊外エリアではやや地価が下がり続けている状況が見受けられます。特に都市部の西条朝日町や西条昭和町は、住宅地や商業地としての需要が根強く、今後も価格が堅調に推移する可能性が高いです。
地価の動向は今後の不動産投資や売買を検討する際に大きな指針となります。もし、東広島市内で不動産の売却や購入を考えている方は、地価の上昇率や下落率を参考にエリアを見極めていくことが大切です。
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