分譲マンションで火災保険の加入を検討している方はいらっしゃいませんか?
分譲マンションで火災保険に加入することは義務ではありません。
しかし、実際はリスクを考えて加入する方が多いのも事実です。
火災保険の相場など、情報を知っておきたいですよね。
今回は分譲マンションの火災保険についてご紹介します。
分譲マンションの火災保険の相場
分譲マンションの火災保険は、場合によって大きく値段が変わるため、相場としてひとくくりに表現できません。
そのため、自分の部屋の情報を保険会社に伝えて、見積もりをしてもらう必要があります。
そのときに必要な情報は、まず建材などの建物の情報です。
木造の住宅は鉄筋コンクリートの住宅よりも燃えやすいので、保険料は高くなります。
分譲マンションは鉄筋コンクリートのことがほとんどなので、その旨を伝えましょう。
建物の情報としては築年数も大事な情報です。
また、床面積と購入価格も必要です。
床面積が大きいほど保険料は高くなります。
保険会社により見積もりに必要な情報は違いますが、概ねこれらの情報があれば問題ありません。
また一部の情報だけで、ネット上で簡易見積もりできるサービスもあるので、時間が取れなければ使ってみてください。
分譲マンションの火災保険の注意点
かける部分
分譲マンションは、自分が所有している専有部分と、エレベーターなど共同で使う共有部分があります。
共有部分はマンションの管理組合などが火災保険の管理もしているので、個人で加入を考える必要はありません。
しかし、そのマンションによって共有部分になる場合と専有部分になる場合がある場所がいくつかあります。
窓ガラス、バルコニー、玄関のドアなど、専有部分と共有部分の間の領域です。
勝手に飾り付けると迷惑になることもあるので、基本的に共有部分にされます。
しかし、専有部分にされている場合もあり、そのときは火災保険の適用範囲に含める必要があります。
マンションを買ったり借りたりしたときの書類を読み返し、専有部分の範囲に関する記述を読み直しましょう。
補償範囲を考える
火災保険は火災に限らず、地震や水害、台風などの各種災害にも対応したプランがあります。
盗難や設備の損害に対応しているプランもあり、保険会社によってもその範囲は様々です。
加入する前に、どこまで補償範囲を広げるかよく考えましょう。
まとめ
今回は分譲マンションの火災保険についてご紹介しました。
分譲マンションの火災保険に加入する際は、専有部分の範囲と入るプランについて確認しておきましょう。