分譲マンションの売却を検討している方で、初めて売却を経験する方はいらっしゃいませんか。
マンションの売却では多くの失敗が見られるため、事前に注意点を知る必要があります。
そこで今回は、分譲マンションの売却における注意点を紹介します。
マンション売却は難しい
マンションの売却で失敗したくない方が全員だと思いますが、それでも失敗する方が多いです。
ある調査では、売却価格に満足していない人の割合は約40パーセントと出されています。
つまり、3人に1人以上の割合で失敗していると言えるでしょう。
また、自宅の価値が予定より安くなった人の割合は54パーセントという結果も出されています。
失敗例と対策について
続いては、実際にどういった点で失敗しているのか、そしてどのように対策すれば良いかを紹介します。
失敗例について
まずは、失敗例を3つ紹介します。
1つ目は、買い手がつかないことです。
本人はすぐに売りたいと思っていても、買い手がなかなか現れないことは珍しくありません。
これは価格や立地などの住宅の条件が悪いからだけでなく、不動産会社がマンションの売却に慣れていないことも考えられます。
2つ目は、極端に安い価格で出すことです。
せっかく売却したのに、後から相場よりも極端に安いことを知り、後悔する方がいます。
売却を急ぎすぎるあまり、業者とのコミュニケーションが不足していたことが原因として挙げられるでしょう。
3つ目は、諸費用を見落とすことです。
マンションの売却には、仲介手数料や測量費などの諸費用がかかります。
これを考えずに売却価格を安くしてしまう失敗が見られます。
対策について
続いては、失敗を防ぐための対策をいくつか紹介します。
まずは、時間に余裕を持つことです。
不動産には売り出し時期があり、時期によって価格は変動するため、短い期間でしか売却活動できない場合は売却価格が安くなる可能性があります。
また、時間の余裕の無さから価格を大幅に下げることもなくなるでしょう。
次は、不動産会社や買主を吟味することです。
選ぶ不動産会社を間違えると、多くの時間と費用がかかります。
不動産の売買が得意な会社を選びましょう。
また、買主も誰でも良いというわけではありません。
ローン審査が否決になると最初からやり直しになるため、買主の吟味も行いましょう。
まとめ
今回は、分譲マンションの売却における失敗例と対策を紹介しました。
マンションの売却には失敗がつきものです。
しかし、事前に知っておくだけで防げることも多いため、マンションを売却するときには今回紹介したことを意識して行いましょう。