土地の売却を検討している方は、自分の土地がどれくらいの価格になるのか気になりますよね。
しかし、土地の価格は日常生活であまり目にしないものであるため、イメージがしにくいです。
そこで今回は、土地の売却額を計算する際に必要な知識と、土地の評価額の調べ方を解説します。
公示価格と実勢価格について
土地の価格は主に4つの方法で定められますが、土地の売却額の計算で関わってくるのは、「公示価格」と「実勢価格」です。
これらは土地の相場を調べる際にも役立つので、確認していきましょう。
公示価格は国土交通省が毎年1月1日時点で定める土地の価値のことです。
全国各地で基準を設けてありますが、基準が設けられておらず公示価格が示されていない地域もあるので気をつけましょう。
公示価格は、国土交通省のサイト内で調べられるので、一度確認してみてください。
実勢価格は、実際に市場で売却するときの価格を示しています。
過去の取引のデータを平均して定めるため、最近の近隣における取引が多いほど、信頼度は高くなるでしょう。
不動産広告でよく見る販売価格とよく似ていますが、販売価格は売り手が希望する価格なので、値段が変わることが多いです。
変更後の価格が実勢価格なので、しっかりと区別しておきましょう。
また、公示価格とは異なり公的なものではなく、取引が行われるたびに変化するので気をつけてください。
土地の評価額の調べ方について
土地の売却を検討している方は、土地の評価額という言葉をご存知でしょうか。
土地の評価額は、土地が持つ価値の基準です。
そのため、売却時には重要な要素ですが、厳密に定められたものではありません。
土地の広さだけでなく、周辺の環境や利便性などによって相場が決められます。
相場しか決まっていないため、買い手をうまく見つけることで、土地が高く売れる場合もあります。
しかし、適正な取引を行うためにも土地の評価額はある程度知っておくと良いでしょう。
その際には、公示価格と実勢価格をもとに計算してみるのが1つの方法です。
しかし、自分で1から計算していくのは手間がかかりますし、正確性にもかけてしまう可能性があります。
そのため、実際に不動産会社に査定をしてもらうのがおすすめです。
良い不動産会社を選ぶと、希望の売却額で買い取ってもらえる可能性が上がるため、不動産会社選びは慎重にしましょう。
そのため、不動産会社に査定をしてもらった後には、公示価格や実勢価格をもとに査定が妥当なものか確認してみても良いかもしれませんね。
不動産会社と話し合いをして相場を確かめる手間をなくしたい方がいらっしゃいますよね。
その場合は、ウェブ上で必要な情報を入力すれば無料で不動産会社が査定をしてくれ、価格を表示してくれるサービスを用いるのがおすすめです。
当サイトは無料で不動産の価格を調べられるため、ぜひご利用ください。
まとめ
今回は、土地の売却額を計算する際に必要な知識と、土地の評価額の調べ方について説明しました。
自分の土地の相場を知っておくことで、満足のいく取引ができるかもしれません。
土地の売却をご検討の方はぜひ参考にしてみてください。