土地の売却をお考えで、古家は解体したほうがいいのかについて気になっている方はいらっしゃいませんか?
ほとんどの場合、土地を売却する際には、土地と合わせて住宅も売却することになるでしょう。
しかし、古い家や見た目が悪い家は、解体した方がいいのかと悩む場合もあります。
そこで今回は、古家を解体するべきかの判断基準について解説します。
古家を解体した方がいいケースとは
まずは、古家を解体した方がいいというケースについてです。
古家は解体するにも費用がかかるので、解体する際にはその判断基準が欲しいですよね。
解体した方がいい場合には2つのケースがあるため、それぞれ紹介いたします。
老朽化が激しい
一般的に中古住宅は、リフォームを前提として売りに出します。
そのため、多少の老朽化していても、そのまま売りに出すのが一般的です。
しかし、老朽化が激しく、リフォームではどうにもならない場合には、解体して売った方がいいでしょう。
具体的には、築25年というものが取り壊しするかどうかの判断基準であると言われています。
これは、国土交通省が住宅の寿命を22~25年と定めていることが理由にあります。
築25年を超える住宅は、余程状態が良く無い限り、かなり老朽化が進んでいるでしょう。
立地が悪い
山奥や田舎、過疎地、その他に都会の中でも立地の悪い場所はあります。
このような場所にある土地は、売りにくい場合が多いでしょう。
売りにくい土地の場合、買主の負担をなるべく減らした方が売りやすくなります。
そのような場合には、住宅を解体し土地だけの状態にしておくといいでしょう。
解体しなくてもいい場合
古家を解体した方がいい場合について解説いたしました。
しかしその一方で、解体しない方がいいという場合もあります。
どのような古家は解体してはいけないのでしょうか。
まず、価値のある古家の場合には解体しない方がいいでしょう。
例えば、古家の中でも景色と一体になった古民家といったように、古いからこそ味が出るという場合もあります。
その場合は住宅もセットにしての売却を行ってみると良いでしょう。
また、一般の方ではなく、不動産会社への買取依頼を検討している場合は解体しない方がいいでしょう。
買取を行った場合には、不動産会社が解体するかどうかを判断して、費用をかけて解体します。
そのため、買取を依頼する場合は解体しないでおきましょう。
まとめ
古家を解体するかどうかは、立地や古家の状態によって異なります。
大切なのは売却して損をしないことです。
損をしないためにはどうすればいいのかを考えて、土地の売却について考えましょう。