「家を売り出したいが、売れなかったらどうしよう」
「家を売り始めたがなかなか売れない」
このような不安やお悩みをお持ちの方は大勢いらっしゃいます。
今回はそのような方々に向けて、不動産がなかなか売れない場合の売り方をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
不動産が売れないときに見直したいポイント
不動産が売れない場合に見直したいことがいくつかあります。
1つ目は物件の販売活動の状態を改めて確認することです。
一般的に不動産会社は、来店したお客様や購入希望登録をされている方に物件の紹介を行います。
それに加えて、不動産のポータルサイトやレインズなどのインターネット媒体や新聞の折り込みチラシなどで購入希望者を募ります。
これらをしっかりとしているにもかかわらず、なかなか購入検討者が現れない場合は、今後の販売活動を考えていく必要があるでしょう。
2つ目は売り出し価格の設定が適切なのかということです。
売り手の気持ちとしてはなるべく高い値段で売りたいのは当然のことです。
しかしながら、市場価格からあまりにかけ離れていると購入希望者は現れなくなってしまいます。
売り出し価格は売れやすさに直結するものですので、早く売らなければならない場合はやや低めの価格に設定することも検討しましょう。
ただ注意したいのは、一度値段を下げて売り出すと元の価格に戻すことはほとんどできないということです。
安い値段で売ってしまい、後悔しないためにも慎重に考えるようにしてくださいね。
3つ目は物件の魅力を引き出せているかということです。
内覧希望者が来ているものの成約に繋がらない場合は、内覧の際に魅力を伝えられていない可能性があります。
物件の魅力を伝えるためには、まず部屋の中を美しくしておく必要があります。
特に、住んでいる間に物件を売り出そうとしている方は日ごろから整理整頓を心がけるようにしてください。
また、水回りの美しさはさまざまな方が気にする場所ですので、入念に掃除をおこなうようにしておきましょう。
そして、内覧の際はカーテンをすべて開けて、お部屋をなるべく明るくみせることも大切です。
次に、周辺の生活環境についての情報提供も大切になります。
家を購入する方は、周辺の施設の充実具合も気になるものです。
そのため不動産会社の担当者も購入希望者に対して、情報提供を行います。
しかしながら、住んでいた人にしかわからない情報もありますよね。
そのような情報もしっかりと伝えることで、より魅力的な物件と捉えられる可能性が高まります。
4つ目は不動産会社を変更するという方法です。
媒介契約の種類や不動産会社の得意とする分野によって買主の見つかりやすさが変わる可能性があります。
広告を出しているエリアや不動産会社の客層などを考慮して、自分に合っていないと思った場合は不動産会社を変更することも考えてみましょう。
売れなくなっている原因として考えられること
先ほどは売れない場合に見直したいポイントをご紹介しました。
ここからは、売れなくなっている原因として考えられることをご紹介します。
不動産会社と専任媒介契約を締結していない
家を売る際は、不動産会社と媒介契約を結んで買主を探してもらうのが一般的です。
そして、家が売れた際に仲介手数料を支払うことになります。
そして、この媒介契約には一般と専任、専属専任といったように種類があります。
一般媒介契約は複数の不動産会社と契約が結べることが特徴で、それ以外の契約は1社のみしか契約できません。
一般媒介契約であればさまざまな会社に販売活動を依頼できますが、不動産会社の中での優先順位は下がってしまいます。
そのため、売れにくい物件であれば専任媒介契約をおすすめします。
写真の印象が悪い
最近ではインターネットで物件探しをされる方が急増しています。
お部屋の写真をインターネット上で確認し、そこから内覧に行くかを決めている方も少なくありません。
つまり、インターネットに掲載する写真の印象で内覧希望者の集まりやすさが大きく変わってきます。
お部屋が暗く映ってしまっていたり、水回りが清潔に見えなかったりするような写真であれば希望者にマイナスな印象しか与えません。
写真の第一印象はかなり重要な要素ですので、掃除をしっかりしてから映りが良くなるように撮影することを心がけましょう。
不動産を売る際に簡単にすべきではないこと
ここまで、不動産が売れなくなっている場合の原因と対策について解説しました。
ここからは、不動産を売る際に気を付けておきたいことをご紹介します。
1つ目は急いで空き家にしないことです。
居住中の家がなかなか売れない場合、「引っ越せば売れるかも」と考えてしまいがちです。
しかし、安易に空き家にしてしまうのはおすすめしません。
居住中の家にも、家具の配置をイメージしやすい、生活の動線がよくわかるといったようなメリットがあります。
空き家にしてしまえば、床の傷が目立ちますし、誰も住んでいない家は傷みやすくなってしまいます。
また、引っ越し先が決まっていない場合は仮住まいを用意しなければなりませんし、急いで住まいを決めると余計や費用が発生してしまう恐れがあります。
これらのことから、急いで空き家にすることはおすすめしません。
2つ目はリフォームをすることです。
建物が老朽化している場合、綺麗にすれば売れると考えてリフォームされる方は少なくありません。
しかしながら、売却前にリフォームするのはおすすめしません。
基本的にリフォームにかかった費用を売り出し価格に上乗せできませんし、購入後に自分自身でリフォームしたいと考えている方の需要がなくなってしまいます。
このようなデメリットがあるため、リフォームを検討されている場合は不動産会社に相談されてからにすることを強くお勧めします。
以上のことは簡単にやってしまわないように注意してくださいね。
不動産を売るためのコツ
ここまで不動産が売れない場合の対処法や注意点などをご紹介しました。
最後に、不動産を売るためのコツをいくつかご紹介します。
コツの1つ目は売り急がないということです。
購入検討者に売り急いでいるということを気付かれると足元を見られて、売り出し価格の値下げ交渉を繰り返す可能性があります。
それゆえに、家の売却を検討する際は余裕を持った売却計画を立てて売り急がない意識をもつことが重要になります。
コツの2つ目は売り出し価格を事前に検討しておくことです。
不動産価格の査定価格をもとに、売り出し価格を決定していきます。
その際は複数の不動産会社への査定依頼を行うことをおすすめします。
当サイトであれば査定依頼を気軽に行えますので、ぜひご活用ください。
コツの3つ目は情報収集をすることです。
周辺の物件の相場や、状態を調べることで、自らの物件のどのような点が優れているかを理解できます。
有利な条件で売却するためにも情報収集は怠らないことを心がけましょう。
以上の不動産を売るためのコツになります。
ぜひお役立てください。
まとめ
今回は、不動産がなかなか売れない場合の売り方をご紹介しました。
不動産が売れない場合は今回ご紹介した内容を参考にして、ベストな方法を試してみてくださいね。
また、査定依頼される場合は当サイトのような査定サイトを活用されることをおすすめします。
ぜひお気軽にご活用ください。