今回は 2022 年 9 月に発表された同年 7 月時点での郡山市の公示地価について検証していきたいと思います。
標準地 52 箇所の中で最も単価が高かったのは「中町253番」で、平米単価 245,000 円(坪単価 80 万円)でした。
前回から 2,000 円の下降(-0.8%)となりました。
郡山駅西口の商業地域になります。
近年はほぼ横ばいとなっています。
周辺の平米単価と変動率を見ていきましょう。
郡山駅西口付近は -3% ~ 0% と横ばいからやや下降気味ですが、より西の第一種住居地域や近隣商業地域では +4% ~ +7% と大幅な上昇が見られます。
また、郡山駅東口付近は +1 ~ +2% と上昇が見られます。
続いて最も上昇率が大きかった場所は「麓山2丁目62番外」で、6.6% の上昇となっています。
平米単価は 80,000 円(坪単価 26 万円)で 5,000 円の上昇となっています。
郡山駅西のエリアで、近くに大型ショッピングモールがある近隣商業地域となっています。
近年堅調に上昇を続けています。
周辺の平米単価と変動率です。
先程とエリアが被るので基準地点より西側をフォーカスしています。
+2% ~ +7% と全ての地点で上昇しています。
そして最も下落率が大きかった場所は「字十貫河原56番22」で、8.7% の下落となっています。
平米単価 21,000 円(坪単価 6 万円)で、前回と比較して 2,000 円の下落となっています。
郡山駅南東部の第一種住居地域となっています。
ここ数年下落が続いています。
周辺の平米単価と増減率です。
郡山駅の東側のやや広いエリアをフォーカスしてみます。
変動幅は、-9% ~ +5% と幅広い変動幅となっています。
その中でも「字十貫河原56番22」は特に大きな下落となっており、近年の集中豪雨による阿武隈川の水害が懸念されたのかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
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