地域型住宅グリーン化事業とは、国土交通省から採択を受けた地域の事業者のグループが行う住宅の建築、改修に対して補助金が交付される制度のことである。
定められた共通のルールに基づく省エネルギー性能や耐久性等に優れた木造住宅の整備、及び三世代同居への対応等に対して支援を行うことを目的としている。
対象となる事業者のグループとは、地域の木材関連事業者、建材流通事業者、中小の工務店等で構成されるものとされており、大手メーカーは対象外となっている。
各年度で公募され、これに申請した事業者のグループの中から、取り組みの内容を鑑みて国土交通省が採択する。
採択されたグループには、基準に則した住宅の建築、改修を行った際、掛かった費用に対して補助金が交付される。
補助金は事業者ごとではなく、グループに対して交付されるのが特徴的である。
このため、工事の発注者については、採択されたグループに工事を依頼した場合に、間接的に本事業の支援を受ける形となる。
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