心理的瑕疵（しんりてきかし）とは、過去におけるその物件で発生した事件、事故やその利用方法などにおいて、買主や借主に対して心理的な抵抗を生じさせる恐れのある事柄のことである。
一般的に、心理的瑕疵を有する物件のことを「事故物件」とも呼ぶ。
具体的には、その物件で「自殺」「他殺」「事故死」「孤独死」などの人の死亡が発生したことある、近隣に墓地などの「迷惑施設」や「嫌悪施設」が存在する、あるいは近隣住民にトラブルを抱えているといったケースがあるが、明確な定義は無い。
心理的瑕疵を有する物件を売却及び賃貸する場合には、買主及び借主に説明を行う義務があり（告知義務）、それを怠った場合は契約不適合責任を問われる可能性がある。
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