今回は 2024年3月に発表された、同年1月時点での帯広市の公示地価について検証していきたいと思います。
まず価格の上位トップ5は以下の通りです。
順位の矢印は前回順位との比較です。
第1位 西2条南9丁目16番1外 101,000円/㎡(33万円/坪) ±0.00%
第2位 大通南10丁目14番1 65,000円/㎡(21万円/坪) +8.33%
第3位 西5条南12丁目17番2 60,000円/㎡(19万円/坪) +4.34%
第4位 西5条南19丁目9番1外 58,000円/㎡(19万円/坪) +11.53%
第5位 西3条南7丁目12番外 57,500円/㎡(19万円/坪) +9.52%
4位と5位が入れ替わっているのみで、ランクに大きな変化はありませんでした。
1位は帯広駅北口前の商業地域となっていますが、他の地点が大きく上昇するなか本地点のみは2年連続の横ばいとなっています。
次に上昇率のトップ5です。
第1位 大空町1丁目6番13 17,700円/㎡(5万円/坪) +20.40%
第2位 西20条北1丁目16番3 16,000円/㎡(5万円/坪) +15.10%
第3位 白樺16条西8丁目18番 42,400円/㎡(14万円/坪) +14.59%
第4位 西10条北2丁目6番8 37,800円/㎡(12万円/坪) +14.54%
第5位 西17条北2丁目38番9 31,800円/㎡(10万円/坪) +14.38%
上位3位は入れ替わりで、4位5位はランク外からの入れ替わりになっています。
注目点は何といっても上昇率の高さで1位「大空町1丁目~」の20%超えを筆頭に上昇率10%以上が25地点もありました。昨年1位の「西20条北1丁目~」の上昇率が13.93%でしたので、本年の方がかなり高い水準となっています。
1位の「大空町1丁目~」は帯広駅から南西約6kmの第1種低層住居専用地域、4位の「西10条北2丁目~」は帯広駅から北西約2kmの第二種中高層住居地域、5位の「西17条北2丁目~」は柏林駅から北約1kmの第1種低層住居専用地域になります。
なお、今回下落した地点はありませんでしたので、下落率ランキングは割愛いたします。
中心エリアの上昇・下降の分布を地図で見ると以下のようになっています。
矢印が青が上昇、赤が下降で矢印の角度が大きいほど各数値も大きくなっています。
多くの地点で矢印がほぼ垂直になっています。
北海道の中でもかなり地価上昇が過熱している地域のようですね。
いかがでしたでしょうか。
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