今回は2024年9月に発表された、同年7月時点での沖縄県うるま市の基準地価について詳しく検証します。地域全体で地価が上昇傾向にあり、注目すべきデータがいくつか見られます。
基準地価トップ5地点
以下は、2024年の基準地価が高かったトップ5の地点です。前年との順位変動も見ていきましょう。
第1位 
字江洲城原５９９番３ 94,200円／㎡（31万円／坪） +3.51%
第2位 
みどり町３丁目１１番１２ 85,900円／㎡（28万円／坪） +6.04%
第3位 
字赤道上原２番１６ 85,800円／㎡（28万円／坪） +3.00%
第4位 字赤道仲原１７８番１２外 78,500円／㎡（25万円／坪） +3.28%
第5位 字喜屋武上平良川原３１１番３ 62,000円／㎡（20万円／坪） +1.63%
2位と3位が前年から入れ替わりましたが、他の地点は順位が維持されており、安定した需要が伺えます。
上昇率トップ5地点
次に、基準地価の上昇率が高かった地点を見てみましょう。
第1位 石川２丁目２８１番３ 48,000円／㎡（15万円／坪） +17.07%
第2位 石川曙３丁目２６５１番７ 43,000円／㎡（14万円／坪） +13.15%
第3位 字田場国場原８４８番２ 52,000円／㎡（17万円／坪） +10.63%
第4位 字昆布長尾原１８３２番４８４ 34,000円／㎡（11万円／坪） +9.67%
第5位 石川嘉手苅後原１３８番１ 30,500円／㎡（10万円／坪） +8.92%
2位の「石川曙3丁目2651番7」は前年の13位から大幅にランクアップしており、成長著しいエリアとして注目されています。また、価格トップ5の地点が上昇率トップ5に含まれていないことから、中心エリア以外の地価上昇が大きいことが分かります。
値下がり地点の有無
今回の調査では、値下がりした地点はありませんでした。地域全体の需要が高まっていることを示す結果といえるでしょう。
うるま市の地価動向の背景
うるま市では、交通インフラの整備や観光地としての魅力が高まる一方で、居住地としての人気も上昇しています。特に石川エリアは近年の開発が進み、利便性が向上しているため、地価上昇に寄与していると考えられます。
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